以前にもお伝えしましたが、天職を考える際に「自分がもっともしたいことはこれだ」というのがみつかったとします。しかしそれを実現できる会社が存在しなければそのような職業も現在存在していないということがあります。
そういうときは自分で新しい職業を作り出すことが必要になります。
これは今後の働くスタイルとしてもっと普及していくでしょう。
ここではその一例を挙げてわかりやすくイメージできるようにします。
ドリブルデザイナー岡部将和さん。インターネットで検索するとたくさんでてきますのでよければ調べてみてください。
岡部さんは小さい頃からサッカーをやっていましたが全国区の選手にはなれずJリーガーにも残念ながらなれませんでした。ドリブルに関して抜群でしたが体の小ささや身体能力
があまりなくトッププレイヤーになることはできませんでした。
そんな彼は新たな職業を作り出しました。それがドリブルデザイナー。
サッカーのドリブルを独自で理論化し、質の高いドリブルをするにはどうすれば良いかを指導するという仕事です。仕事なのでもちろんお金は頂きます。
岡部さんはユーチューブで自分のドリブルをアップし、そのドリブルが素晴らしく口コミで広がっていき、ドリブルを教えてほしいとたくさんの方から依頼がくるようになりました。日本代表の原口選手、乾選手、海外のプロ選手にもドリブルをマンツーマンで教えてほしいと依頼されるまでになりました。個人だけでなくチームからも依頼が来ています。そうなるともちろん多額のレッスン代をもらえますよね。
ドリブルが好き、ドリブルやドリブルの理論だけは誰にも負けないという特性を活かせる仕事が存在しないから自ら作り出しているのです。
これを自分自身で考えてみてください。