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天職と適職の違い

以前にお伝えしたとおり適職はその名のとおり適している職業で、適しているとは

・自分の持っているスキルを活かせる仕事

・自分の持っている長所を活かせる仕事

・事務作業が苦痛に感じないのであれば事務職といったようにストレスを感じにくい仕事

・勤務地、給料など希望の条件を満たすことができる仕事
などがあります。
それらを最も満たせている職業つまり最適職が、天職の人もいます。そしてそれ以上つまり適している以上に仕事に喜びや価値、幸せを感じることができる仕事が天職の人もいます。
これがわかりづらい方もいると思うので細かく説明したいと思います。
天職を考える上で大切な前提があります。
人は多種多様です。仕事に対する考え方も多種多様です。天職を診断する上でそれは絶対に忘れてはいけないことで、必ず診断者は自分の考えを強要してはいけません。
「仕事とは社会貢献するためにある。」
「仕事は夢を叶えるためにある。」
などと本に書いていることはありますがそれは全員に当てはまるかといえばそんなことはありません。
「プライベートを重視し、仕事は楽であることが1番。」
「仕事はとにかくお金を稼ぐことを大切にし、休日を楽しみたい。」
などと人それぞれ仕事に対する考えはいろいろです。
ただ、カウンセリングや、自己分析をしている中で考え方が変わる場合もありますし、誤った認識をしている人もいます。そういった場合は診断者の手腕も問われ、柔軟な対応が求められます。
いずれにせよ人それぞれもつ考えを理解しながら天職を考える必要があります。
さきほどの 
「仕事とは社会貢献するためにある。」
「仕事は夢を叶えるためにある。」
というような考え方がある人にはどちらかというと適している以上に喜びや価値、幸せを感じられる職業が天職であることが多いです。
決してその職業が自分の持っているスキルとは違うものが求められようと関係ありません。収入が落ちてもその人が満足するのであればそれでいいのです。
逆に
「プライベートを重視し、仕事は楽であることが1番。」
「仕事はとにかくお金を稼ぐことを大切にし、休日を楽しみたい。」
などという考え方の人は最適職が天職であるパターンが多いです。
自分の得意なことが活かせる仕事、ストレスの少ない仕事、収入の多い仕事など求める条件を最も実現できる仕事が天職になります。

これはどちらがよいとか悪いとか全くありません。

しかし天職がわかる適職診断ワークシートをすると考え方がコロっと変わることもあります。

やりがいなんかよりとにかく稼げる仕事を求めていると思ったらやりがいをとにかく追い求める考え方に変わってたりします。

気づかなかった価値観ややりたいこと、望む生き方に気づいたりします。

別に占いとか催眠術的要素は全くなくて、自分の過去を改めて深く振り返って整理するだけなのです。振り返って整理するといろいろ気づけることがあったりするんです。